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執筆者の写真Tomo Ikezawa

ダンディ賞!

「ぷ~!!」呼吸を止めないで!という私の言葉にいつも、吹きすぎ?なくらい息を吐く鳥越さん(笑)

トレーニングをご一緒するようになって、3年。

70歳のBirthdayを迎えた時に、トレーニングを開始しました。

スクワットでは3回も繰り返せば足がガタガタ震えていた初日から、半年前のホノルルマラソン完走まで、

実に劇的なカラダの進化を遂げた鳥越さん。 私は、鳥越さんのその強さと好奇心に触れるたびに、「勇気」

と同時に、相対する「安心」を感じます。

これから、確実に年齢を重ねていく自分自身に「老い」という恐怖がまったくなくなった事。そしてもし大きな病気になっても

闘えるんじゃないか?という不思議な程の自信が持てるようになったから。

この日は、鳥越さんの年間何百回と開催されている講演会に使用するVTRの撮影で、カメラを横にトレーニングしたのですが、

鳥越さんはおっしゃっていました。「これから、ボクが癌患者として伝え続けなければいけないことがあるんだよね。

これまで医者をはじめ、誰も言ってない事なんだけど、、。 癌は痛くないってこと。痛くないから、ある程度の年齢になったら

絶対に検診を受けなくては、発見できない。自分だけは大丈夫じゃなくて、絶対に検査すること。早期に見つかれば命を落とす

病気じゃないんだよね。」と・・。

癌で命を落としてしまった人の報告を聞くたびに胸が痛み、そう強く思うと・・・。

そして、彼は続けてこう言います。

「僕はね、癌に感謝してるんだよね。感謝って変な言い方だけど。これまでまったく興味のなかった自分自身のカラダのこと

食べるものを考えるようになったり、何かに取り組む意欲が増した事。すべて癌になったから得れたものなんだよね。

あと、何回桜を見ることができるかわからない年齢になったけど、体内年齢は48歳。進化することがうれしい。

70歳を過ぎて成長してる僕は、癌と向き合う事で成り立っているんだよね。」って。。

鳥越俊太郎さん73歳。 こりゃ~ダンディー賞受賞しまくりの理由が分かりますね(笑)

ほんとに。素敵です。

そして、自分自身の職業に改めて感謝します。

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