亜希さん
「べっぴんすぎで、びびんなよ」清原さんにそう言われて、シアトルの空港からトレーニング場にやってくる木村亜希さんを待っていた。そして、現れた彼女はホンマにべっぴんさんでした。
美しいのに、気取らず、クスクスなんて笑わない。大きな口を開けてワハハと笑う。
周りをあたたかく、そして華やかな気持ちにしてくれる人だった。
私は一気に彼女のことが大好きになった。
今だから言えるけど、2000年の清原和博シアトル肉体改造のプログラムは地獄だった。大スターの真剣勝負に初めて触れて、ひよっこだった私は、キヨさんとケビンの周りをちょろちょろとただ、慌ただしく走り回っているだけだった。
食事の管理を任されたけど、はっきり言ってそれが一番地獄だった。
その時間を共有してくれたのが、亜希さんだ。
彼女はその頃からお料理が上手で、本当に助けられました。
それから今日まで、清原家には多くの事が起こりました。
その都度、近くに居させてもらったから映画になっちゃうレベルの清原家のことを私なりによく知っているつもりだ。
4人とも、基本、昔も今も全く変わらず、
キャラが強すぎるけど、全員素直に自分自身と向き合い家族を大切にしている。
そのちょっと歪だけど、物凄くカッコいい家族の形に、私は22年間ずっとずっとパワーをもらってきた。
特に亜希さんは、程よい距離感の中で「信頼」という特別な絆で結ばれている存在になった。
今回大ヒットしているこの本。

ごはんと野球「家」は、亜希さんの日常を飾ることなくびっしり、しっかりとまとめられている。
亜希さんの言葉選びに素直さや優しさを感じ、
亜希さんの表現は多くの人のひだまりになる。
絶対読んだ方が良い本だ。
私は本を読んで、「このページのこの言葉は、この人に教えてあげーよ。」と思いながら、彼女にもらった「へっちゃらにつながる」数々の言葉に心が躍りました。
今日は、そんな亜希さんがご飯を作ってくれました。
わたしの好物ばかり!!



お家に入ると「お帰りー」と。。
実家感満載。
食べたい物を食べたい分量だけ、食べられるシステムも、食べた器を自分で流しに下げるところも。笑 実家みたいだった。
いつも、いつも、本当にありがとうございます!
アパッチ(キヨさん)の言った通り、
亜希さんはまるごとべっぴんさんです!!
