みなさんにも、心の恩師と呼べる方がいらっしゃるのではないですか?
私は、毎年本当に1度か、2度しかお会いできないのですが、
ソフトボールの宇津木妙子監督がその心の恩師となる方です。
初めてお会いしたのは、6年くらい前になるかと思います。ルネサス高崎の監督をなさっていた
宇津木監督のことを、福山雅治さんにご紹介していただいたのです。
「きっとこれからの池澤さんにとって、とても大切な人になりますよ。その人に今日は会います。」
とわけもわからず、連れて行ってもらった京都のグラウンド。
初めてお会いしたその瞬間から、私は監督の大ファンになりました。
真剣な視線、信じられないくらい優しい瞳、そして、初対面の私を、受け止めてくださる大きな心。
その温かさは、本物の強さがないときっと表現できない、そんな温かさでした。
あれから、毎年監督と一緒に福山さんの冬の大感謝祭に行くことが、楽しい固定行事になっています。
『努力は裏切らない』 宇津木監督はいつもそうおっしゃいます。
決して天才肌ではなかった自分が、ソフトボールの世界で頂点に行くためにはとにかく努力しかなかったと、。
そして、その努力は裏切らなかったと、、。
監督の新聞での連載(スポーツニッポン紙)が一冊の冊子になりました。
1ページ残らず感動する記事ばかりです。
去年のブログにも書きましたが、監督が教えてくださった事で、私が今でも大切に毎日心に刻んでいることは
「怒ると叱るはちがう。 池ちゃん、うまく叱れる人になるのよ」って。。。監督の教えです。
重っ。。
叱るためには、愛情がいる。 叱るためには、相手のことを本当に愛していなければできない。 叱るためには自分にも厳しくなければ
いけない。
それを素直にやること。 それが叱るということ。
なかなか、できないんだなこれが、、 常に奮闘中。
でも、宇津木監督にお会いするこの特別な日は、一年の成長を少しでも見てもらう日。
そして、2人でキャーキャー騒ぎながら、コンサートで歌いまくる日。(笑)
情熱的で、それでもキュートで、強くて、かっこいい。
私も、監督みたいな女性になりたい。